Amazonが月額980円で電子書籍読み放題にするサービスを始めたのはご存知でしょうか?
個人作家たちは悲鳴を上げているようです。
■Kindle Unlimitedの仕組み
Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)はAmazonのサイト上でユーザーが申し込むことができます。
月額980円を支払うことで、Kindle Unlimitedに登録された本が読み放題という仕組みです。
当然、電子書籍を出版する側も登録するかどうかを選ぶことができます。
登録すると、読まれたページの割合が一定値を達すると、ページあたり単価で払われる、という仕組みのようです。当然、普通に買われるよりは安い。
読み放題という低いハードルから読まれるようになれば、買ってくれるようなファンも生まれるかもしれない。ただししっかり読み込んでもらえる中身も作らねばならない、十分アリなビジネスモデルです。
ところが、その読まれたページの割合というのが問題でした。そこで個人作家たちが悲鳴を上げているのです。
■出版社有利、個人不利の仕組み
読まれたページが一定値に達すると、というところで不公平が発覚しました。
なんと、「出版社」と「個人」でパーセンテージが分けられてしまったのです。
出版社の本だと10%に達すれば、ページごとに支払われます。
一方、個人だと100%読んでもらわないとカウントされないのです。つまり、読まれ損!
しかも「出版社」と「個人」の区別はどういう基準だかも不明です。個人ではポケモンのように出版社に進化するチャンスもないのでしょうか?
ということで、個人の作家たちが悲鳴を上げているのです。
■それでも個人の生きる道は…?
僕が検討するに、個人がKindle Unlimitedで生き残るチャンスがあります。
熟考しまして、4つの条件を導き出しました。
1つ目は、単価を高額にすること。
読もうとしている人の心理で考えてみてください。高額の本がタダで読めるとわかったら読みたくなりませんか?
2つ目は、内容が短いこと。
100%を達成しなければならないのですから、これを満たすとかなり有利です。
3つ目は、確実に最後まで読まれること。
僕の記事のようにグダグダ長かったら途中で切り上げられます。そもそも、積読されます(笑)
4つ目は、中毒性のあるシリーズものにすること。
要は1冊だけに力を入れても仕方がないのです。何冊も何冊も繰り返し読まれる名シリーズにする必要があるのです。
以上4つの条件を満たせば個人作家は売れます。まず小説書いてたら生活になりませんね。ほかの戦略を練る必要があるのではないでしょうか。
ただ、下記のような無茶はお控えください。これはさすがに(笑)
「本(わんわん)」が2万円 Kindle Unlimitedに超高額な“謎本”多数 「うっかり購入」に注意
「Kindle Unlimited」に、2万円の高値がついた書籍が多数登録されている。2万円に設定された理由はさまざまありそうだが、うっかり有料版を購入してしまわないよう注意が必要だ。
出典:ITメディアニュース2016年8月5日16時配信
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1608/05/news120.html
■やはり本は権威づけに使う
Amazonというと、ネットに疎い人でも本屋であることは知っています。
なら、本を出しているというネームインパクトで商売するのが一番効率的なようにも思えます。
つまり、僕の勧める「仕事の著書を名刺に載せる」の時代です。このコンセプトの事業は新時代に即していると断言してもいいのではないでしょうか。
まずは個人で事業を開きましょう、次に自分の仕事の本を出しましょう。
どんな本を?
僕にお声かけ下さい。
あまり宣伝臭くもならないように、きちんと企画から仕上げてみせます。入金後、約1週間で1冊目が完成します。
P.S.
実は、個人的にはさっきの4条件を軽々クリアできそうなアイデアができたのでこっそりやってみます。こっそり(笑)成果が出たら発表しますね。
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