ビジョンサポートの保枝です。
稼ぐビジネスには設計図というものがあります。
■ビジネスモデル
昨日のことですが、フォームを通してある方から相談がありました。
簡単に説明すると、ビジョンサポートの出版事業を利用したいが、これからビジネスを始めたい。
しかしどんなビジネスをしていいか決められない、というものでした。
僕はその回答として、「情熱はそのままとして、今は素直にお金を貯めるとかしていた方がいいと思う」と伝えるにとどめて返信待ちの状態です。まあ、おそらくもう来ないという前提でこの記事を書いているわけで。
ビジネスには「収益」と「自己実現」の2種類があります。「自己実現」というのはいわゆるやりたいこととか、夢とかという言葉で置き換えられますね。決して悪いことではありません。これはモチベーションのもとになりますからね。
しかし、稼ぐというモチベーションだって世の中には存在します。モチベーションという動機が必ずしも収益とは対立しないわけです。
そうです。「収益」と「自己実現」は、本来協調できる考えですが、しばしば対立しがちな概念でもあります。
■収益から考える
ビジネスを考える場合、最初に収益というものを考えた方がいいと思います。
たとえば、年収500万円稼ぎたいんだ!とします。ここから商品や労働量を考えていくんです。
僕にはビジネスの師匠がいて、その人がよく言っていたことがあります。
「100人から年間5万円もらう」
今でもビジネスの指針になっている大事な言葉です。この言葉は、1000人から年間5千円をもらうでもいいし、10人から年間50万円もらうでもいいし、100人から月謝4500円をもらうでもいいのです。
これで年間で500万円の収入になるわけです。
低い単価で勝負できるのであれば、広くたくさんの人を集めねばなりません。逆に、濃いファンが高額を出してくれる市場があれば、少なくてもいいと思います。
ちなみに僕は電子書籍の出版以外にも占い師をしていて、1回3万5千円で季節に一度おいで、とやっています。現在18人のお客さんがいますから、年収は計算すればわかりますよね。
トラブルが無ければ、食べていくには困りません。
こういう考えを実現する設計図をビジネスモデルといいます。
よくビジネスモデルが無いとダメと言いますが、それ以前の「いくら稼ぎたいの?」はもっと大事です。この視点が抜けていると、仕事も自己実現重視のものになってしまいます。収益の上がらない会社というのは、一度その視点見直した方がいいかもしれません。
ビジョンサポートでは、そういう視点からのオプションサポート【営業計画】があります。
価格は9万8千円ですが、今回お話ししたようなことから明確にできるので、元は取れるはずです。